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産科

Obstetrics

産科|WELL Ladies Clinic(ウェルレディースクリニック)|大塚駅の産科・婦人科・漢方内科

当クリニックの特徴

産科

当クリニックでは、周産期専門医・助産師・看護師・保健師による高度な専門知識を活かした診察を提供しています。妊婦健診ではお母さんと赤ちゃんの健康状態を、体重・血圧測定、超音波検査、出生前遺伝学的検査、助産師外来を初めとする各種検査・サポートを通じて定期的に確認します。

重要なお知らせ

クリニックにいらっしゃる際に37.5度以上の発熱がある方、または出血が多い方は、受診前に必ずお電話(03-6914-1733)でご連絡ください。

01. 妊婦健診

女性医師・女性スタッフ
による丁寧な健診

当クリニックでは質の高い妊婦健診を提供しております。妊娠週数に応じた尿検査、血液検査、血圧測定、超音波検査・助産師外来・妊娠中の骨盤健診など必要な検査を実施し、お母さんと赤ちゃんの健康状態を細やかに確認いたします。

胎児の発育観察
胎児スクリーニング検査と4Dエコーについて
妊娠18週から20週および28週前後に胎児スクリーニング検査を実施いたします。この検査では赤ちゃんの発育状況や異常の有無を詳細に観察します。
また、妊婦健診で4Dエコーを行っております(追加料金はございません)。エコー画像はQRコードからダウンロードできるシステムを導入しておりますので、妊婦健診の際は必ず携帯電話をお持ちください。
オリジナルファイルのお渡しオリジナルファイル

当クリニックでは、出産予定日が決まった妊婦さまに、妊娠から出産、そして産後までをトータルにサポートするオリジナルファイルをお渡ししております。

オリジナルファイル内容
こちらは分娩予定日が決定した時点でお渡しさせていただき、妊娠初期から産後まで長くご利用いただける総合的な健康管理ツールです。健診の度に記録を更新し、疑問点があればメモしておくことで、次回の診察時に効率よく医師に相談することができます。また、日々の体調変化や感じたことを記録することで、ご自身の妊娠の経過を振り返ることも可能です。
ファイル内容例
  • 妊婦健診のスケジュール管理表
  • 胎児の発育記録シート
  • つわりなどの症状への対処法
  • 妊娠中の栄養管理・体重コントロールガイド
  • 適切な運動方法のアドバイス
  • 産後ケアに関する情報
  • 健やか鍼灸のご案内
産後のサポートや記録
当クリニックでは出産後も、産後健診・授乳相談・新生児ケアなど継続的なサポートを提供しています。母子の健康管理から育児の悩みまで、経験豊富なスタッフが親身になってサポートいたしますので、安心して産後生活へ移行していただけます。
妊婦健診補助券について

お住まいの区役所では、妊娠届出時に母子健康手帳と一緒に妊婦健診補助券を交付しています。この補助券を使うと、妊婦健診の費用が一部助成されます。
※詳細はお住まいの区役所にお問い合わせください。

当クリニックでの妊婦健診について

当クリニックでは分娩には対応しておりませんが、以下の方々の妊婦健診を承っております。

<里帰り出産をされる方(里帰り先病院の許可がある場合)>
  • 遠方で出産予定の里帰り分娩をお考えの方も、当クリニックで妊婦健診を受けることが可能です。
  • 里帰り先の病院と連携し、適切な時期に健診を移行できるようサポートいたします。
  • 分娩前後のサポートもいたします。
<セミオープンシステムで連携している病院で出産予定の方>
  • 妊娠初期から中期の健診:自宅や職場に近い当クリニックで受診
  • 妊娠後期(34週以降)の健診と分娩:高度な医療設備を持つ連携病院で実施、状況により早めにご紹介させていただきます
  • 夜間・緊急時の対応:分娩予定医療機関または以下にご相談ください

また当クリニックは複数の分娩施設と医療連携を結んでおり、安心して妊娠期間を過ごしていただけるよう支援いたします。

出生前診断検査のご案内

<出生前遺伝学的検査とは>

出生前遺伝学的検査は、お腹の中の赤ちゃん(胎児)の健康状態や特定の疾患の可能性を調べる検査です。近年では、妊娠年齢や不妊治療歴、流産経験の有無に関わらず、赤ちゃんの健康に不安をお持ちの方が検査を受けられるようになっています。
この検査は妊婦さんとご家族の自己決定によって選択するものであり、任意の自費検査となります。
当クリニックでは、日本産科婦人科遺伝診療学会の専門医による遺伝カウンセリングを通して、検査の内容や意義を十分に理解していただいた上で、安心・安全に検査を受けていただける体制を整えています。
検査については、非確定的検査(スクリーニング検査)と確定的検査の2種類があり、それぞれ妊娠週数に応じた適切な検査を行います。詳しい情報をお求めの方は、妊娠13週台までに遺伝カウンセリングを受けられることをお勧めいたします。

<非確定的検査(スクリーニング検査)>

NIPT(非侵襲的出生前検査)
※申請中です
検査週数 妊娠10週以降
検査方法 母体採血
検査時期 妊娠10週0日〜妊娠15週6日
検査の対象となる疾患・異常 21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーなどの染色体数的異常を高精度で検出。
検査リスク ・母体側:採血に伴う一般的なリスクのみ
・胎児側:なし
確定診断 陽性の場合は羊水検査などの確定検査が必要。
母体の血液から胎児のDNAを分析し、主にダウン症などの染色体異常を調べる検査です。妊娠10週以降に受けられ、採血のみで行うため安全性が高いのが特徴です。検出率は約99%ですが、スクリーニング検査のため、陽性結果の場合は確定診断が必要です。当クリニックでは、再検査になる確率を抑えるため、妊娠10週以降で実施しています。
結果 約1週間程度
NT検査(胎児頸部透明帯検査)
検査週数 妊娠11~13週6日
検査方法 経腹超音波検査
検査時期 妊娠11週5日〜妊娠13週6日
検査の対象となる疾患・異常 染色体異常や心臓疾患などのリスク評価。
検査リスク ・母体側:超音波に伴う一般的なリスクのみ
・胎児側:なし
確定診断 リスクが高いと判定された場合は追加検査が推奨されます。
妊娠11〜13週に行う超音波検査で、胎児の首の後ろの透明な部分(NT)の厚さを測定します。この値が基準より厚い場合、染色体異常や心臓疾患のリスクが高まる可能性があります。母体血液検査と組み合わせることで精度が向上します。ただし、赤ちゃんの向きによっては難しい時もあるため、別途日程調整をさせていただくこともあります。
コンバインド検査
検査方法 超音波検査+母体血液検査
検査時期 妊娠11週5日〜妊娠13週6日
検査の対象となる疾患・異常 ダウン症候群などの染色体異常のリスク評価。
検査リスク ・母体側:採血と超音波に伴う一般的なリスクのみ
・胎児側:なし
確定診断 リスクが高いと判定された場合は確定検査が必要です。
妊娠11~13週に行う検査で、母体血液検査(PAPP-AやfβhCG)と超音波による胎児頸部浸透率(NT)測定を組み合わせます。ダウン症候群などの染色体異常のリスク評価を行います。検査結果は確率で示され、確定診断ではありません。
結果 約1週間程度
クアトロ検査
検査方法 母体血液検査
検査時期 妊娠15週0日〜妊娠17週6日
検査の対象となる疾患・異常 ダウン症候群や18トリソミーなどの染色体異常のリスク評価。
検査リスク ・母体側:採血に伴う一般的なリスクのみ
・胎児側:なし
確定診断 リスクが高いと判定された場合は確定検査が必要です。
妊娠15~18週に行う母体血液検査で、4種類の血清マーカー(AFP、hCG、エストリオール、インヒビンA)を測定します。ダウン症候群や18トリソミーなどのリスク評価を行います。羊水検査(16週0日〜18週0日)と同様に、こちらも確率的な結果となります。
結果 約1週間程度
妊娠中の検査
初期(妊娠8〜11週頃)
  • 血液型・Rh因子
  • 不規則抗体
  • 貧血検査
  • 感染症検査(風疹・B型肝炎・C型肝炎、梅毒・HIV、トキソプラズマ等)
  • 血糖値(HbA1c、随時血糖)
  • 甲状腺(TSH、fT4)
  • おりもの検査(膣培養検査)
  • 子宮頸がん検査
(オプション項目)
  • サイトメガロウィルス
  • 水痘
  • 麻疹
  • パルボウィルス
中期(妊娠18週〜20週頃)
  • 中期スクリーニング超音波検査
  • 子宮頸管長計測
  • クラミジア検査
中期(妊娠22週〜24週頃)
  • 貧血検査
  • 50g糖負荷検査(妊娠糖尿病スクリーニング)
  • 成人型T細胞白血球検査(HTLV-1検査)
後期(妊娠28週以降)
  • 後期スクリーニング超音波検査
  • 子宮頸管長計測
  • 貧血検査
その他 妊娠糖尿病・妊娠高血圧症候群などが疑われる場合は追加検査があります

02. 助産師外来

助産師外来でできること

妊娠された方の心と身体の変化、感じていること、不安なことや困っていること、聞いてほしいこと、出産に関する疑問など、助産師とゆっくりお話ししながら、不安を解消していくための専門外来です。
自信をもってお産に臨み、楽しい育児のスタートが切れるよう、きめ細やかなサポートをいたします。育児についての相談も可能です。
それぞれの妊婦さまの生活に合わせた指導を毎回の検診で行います。

  • 妊娠中の過ごし方の相談
  • インナートラブル(下着の選び方など)についての相談
  • マタニティブルーの相談
  • 腹帯の使い方や巻き方のアドバイス
  • 妊娠中の異常の兆候について
  • 乳房ケア
  • 授乳やベビー用品の準備に関する相談
  • バースプラン(出産計画)の立て方のアドバイス

特別助産師健診について

通常の妊婦健診では医師が健診を担当いたしますが、以下の時期には通常の健診に加え助産師もお話しさせていただきます。

妊娠22週~24週
助産師外来(第1回目)の内容
  • 骨盤健診:理想の姿勢と深呼吸についての指導
  • 体重コントロール・妊娠中の食事について個別対応と必要時の指導
  • マイナートラブルや身体的、心理的不安、その他疑問へのアドバイス
  • 乳房健診
妊娠30週~32週
助産師外来(第2回目)の内容
  • 分娩施設、育児準備品の準備状況確認
  • 今後の生活における注意点などの保健指導
  • 身体的、心理的不安、その他の心配事や悩みへの対応
  • 骨盤健診:第1回目骨盤健診時との比較、理想の姿勢と深呼吸について指導
産後1ヶ月〜
(第3回助産師外来)
  • 骨盤健診:妊娠中から産後の変化を踏まえた理想の姿勢と深呼吸について指導、理想の育児動作の提案
  • 産後の体調管理と健康チェック
  • 産後の心理的サポート
  • 授乳・育児相談
  • 次回妊娠に向けた家族計画相談
  • 産後のライフスタイル調整

産後1ヶ月以内の方は、事前にお問い合わせください。

妊娠・出産・育児を
健康に過ごすために

妊娠から産後にかけて、心身は大きく変化します。妊娠期から理想の姿勢と腹式呼吸を意識することで、さまざまなトラブルを予防・改善できます。これらは出産をスムーズにし、産後の不調も防ぎます。当クリニックではサステーナ式骨盤ケアプロバイダーの助産師及び鍼灸師による「骨盤健診」を実施しています。

骨盤健診

内容
1. 理想の姿勢

くるぶし-大転子-肩-耳が一直線にくる姿勢を心がけましょう

2. 効果的な腹式呼吸法

サステーナ式®︎骨盤ケアプロバイダー認定の助産師がご指導します。

4つのポイント
  1. 吸う時は鼻からゆっくり、おへその下に空気を溜めるイメージで
  2. 吐くときは口からゆっくり、からだの中の悪いものをすべて出し切るイメージで
  3. 吸う時の倍くらいの時間をかけて吐く
  4. 1日10~20回を目安に無理なく続ける(最初は5回程度から始めましょう)
理想の姿勢図
理想の姿勢

03. メンタルヘルスとすこやか鍼灸

妊娠期メンタルヘルスと
すこやか鍼灸

妊娠に伴う心理的変化に対応するため専門カウンセラーによるメンタルヘルスサポートを提供しています。通常は経験豊かな助産師がカウンセリングを担当しています。より詳しい医学的内容については医師による専門的なカウンセリングも可能ですので、ご希望の場合はスタッフにお申し付けください。

妊娠・産褥期の
鍼灸治療について

妊娠・産褥期の鍼灸治療については当クリニックの「すこやか鍼灸マッサージ」をご参照ください。

04. 産後育児サポート

産後の健康管理

産後は妊娠・出産の影響でこころと身体が大きく変化します。この時期を健康に過ごし、楽しく育児をするためのポイントを各産科外来でサポートさせていただきます。
当クリニックの産後育児サポートは、「乳腺炎重症予防ケア・指導料」の算定を行う施設基準を届け出をしておりますので保険診療で行います。

産後のこころとからだ
健やか外来

対象
主に産後1ヶ月~1年以内の女性(産後1ヶ月未満の方はご予約時にご相談ください)
内容

こころと身体の健康をトータルでサポートします。産後の体調変化でお悩みの方はもちろん、健康な状態をさらに向上させたい方もぜひご利用ください。

  • 骨盤検診:妊娠中から産後の変化を踏まえた理想の姿勢と深呼吸について指導、理想の育児動作の提案
  • 産後の体調管理と健康チェック
  • 産後の心理的サポート
  • 授乳・育児相談
  • 次回妊娠相談や家族計画相談
  • 産後のライフスタイル調整

すくすく育児サポート外来

対象
離乳食完了期(1歳6ヶ月頃)までのお子様とお母さん
内容

以下のような育児に関する様々なご相談に対応します。

  • 母乳・ミルクについて
  • 乳房トラブル・乳腺炎への対処
  • 離乳食の進め方
  • 赤ちゃんの泣きへの対応
  • 抱っこの方法や姿勢
  • 赤ちゃんの成長・発達
  • きょうだい育てについて
  • ワンオペ育児の悩み

当クリニックの産後外来では、産後のお母さんの身体とこころの健康、赤ちゃんの健やかな成長、そして新しい家族の生活をトータルでサポートしています。些細なことでもお気軽にご相談ください。

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