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クリニック処方の漢方薬について

クリニック処方の漢方薬について|WELL Ladies Clinic(ウェルレディースクリニック)|大塚駅の産科・婦人科・漢方内科

目次

クリニックで処方する漢方薬と市販の漢方薬、何が違うの?

女性特有のお悩みに、漢方という選択肢

「漢方薬はドラッグストアでも買えるのに、なぜクリニックで処方してもらう必要があるの?」

そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。実は、クリニックで処方される医療用漢方薬と、市販されている漢方薬には、大きな違いがあります。

このような症状でお悩みではありませんか?

  • 月経不順・生理痛
  • PMS(月経前症候群)
  • 更年期障害
  • 冷え性
  • 不妊治療のサポート
  • 漢方で体質改善をしたい方

これらの女性特有の症状に対して、WELL LADIES CLINICでは、西洋医学と東洋医学の両面からアプローチする治療を行っています。

当クリニックの漢方治療の特徴

  • 保険適用で経済的に継続できる
  • 鍼灸治療との併用で相乗効果
  • 西洋医学と融合した総合的な治療

市販の漢方薬とクリニック処方の漢方薬、3つの大きな違い

市販薬とクリニック処方の漢方薬の違い比較図

違い①:生薬の含有量

項目 市販の漢方薬 クリニック処方の漢方薬
生薬の含有量 医療用の2/3~1/2程度 医療用規格の100%
効果 マイルド 医療用と同等(1.5~2倍の効果)

市販の漢方薬は、安全性を考慮して生薬の含有量が抑えられています。一方、クリニックで処方される医療用漢方薬は、医師の診断のもと、効果の高い規格で処方されます。

違い②:保険適用の有無(1処方の値段目安)

項目 市販の漢方薬 クリニック処方の漢方薬
保険適用 なし(全額自己負担) あり(3割負担)
1ヶ月の費用 3,000円~6,000円程度 500円~1,500円程度
(3割負担の場合)

クリニック処方なら、保険適用で市販薬の約1/3~1/5の費用で継続できます。

違い③:フォローアップ体制

項目 市販の漢方薬 クリニック処方の漢方薬
購入後のフォロー なし 診察で効果確認
副作用のチェック
処方の調整 自己判断で変更 医師が症状の変化に応じて調整
相談 薬剤師に相談のみ 医師に相談可能

婦人科疾患に効果的な漢方治療

※ここで紹介している漢方は、代表的な例です。実際の処方は、お一人お一人の体質や症状に合わせて選んでいます。詳しくはクリニックにご相談ください。

1. 月経不順・生理痛

月経に関するトラブルは、体質によって最適な漢方が異なります。

 

23番

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

■こんな方に

  • 色白で冷え症、疲れやすい方
  • 貧血傾向がある方
  • 月経量が少なめ、周期が遅れがちな方
  • むくみやすい方

■使用目標

体力虚弱で、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴えるもの。

 

24番

加味逍遙散(かみしょうようさん)

■こんな方に

  • ストレスを感じやすい方
  • イライラ、不安感がある方
  • 肩こり、不眠を伴う方
  • のぼせと冷えが混在する方

■使用目標

疲労しやすく、肩こり、頭痛、めまい、不眠、不安など精神神経症状を訴えるもの。月経異常や更年期障害によるものが多い。

 

25番

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

■こんな方に

  • のぼせやすい方
  • 月経痛が強い方
  • 上半身に熱感、下半身に冷えがある方
  • 比較的体力がある方

■使用目標

頭痛、肩こり、めまい、のぼせ、足の冷えなどの諸症状に使用。種々の月経異常を訴えることが多い。


2. PMS(月経前症候群)

生理前のイライラ、むくみ、乳房の張りなどに効果的です。

 

24番

加味逍遙散 (かみしょうようさん)

■PMSの精神的症状に最適

  • イライラ、情緒不安定
  • 抑うつ気分
  • 不眠
  • 食欲不振

 

61番

桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

【妊婦の使用について】子宮収縮作用があるため、妊娠中は使用できません。

■こんな方に

  • 便秘がちな方
  • のぼせ、頭痛がある方
  • 体力がある方
  • 下腹部痛がある方

3. 更年期障害

ホルモンバランスの変化による様々な不調に対応できます。

更年期の主な症状

  • ほてり・のぼせ(ホットフラッシュ)
  • 発汗
  • イライラ・不安
  • 不眠
  • 疲労感
  • 肩こり・頭痛

 

24番

加味逍遙散(かみしょうようさん)

■更年期障害で最も多く処方される漢方

  • 精神症状(イライラ、不安、抑うつ)が強い方
  • 不眠がある方
  • のぼせ、ほてりがある方
  • 肩こり、疲労感が強い方

 

23番

当帰芍薬(とうきしゃくやくさん)

■冷えとむくみが主症状の方に

  • 冷え症の方
  • むくみやすい方
  • 貧血傾向がある方
  • 体力が低下している方

 

25番

桂枝茯苓(けいしぶくりょうがん)

■のぼせと冷えが混在する方に

  • のぼせ、ほてりがある方
  • 足の冷えがある方
  • 頭痛、肩こりがある方
  • 比較的体力がある方

4. 冷え性

冷えのタイプ別漢方治療

女性に多い冷えの悩みも、タイプによって処方が変わります。

 

30番

真武湯(しんぶとう)

真武湯の効能・効果

■全身が冷えるタイプ

  • 体内の熱生産が低下し、新陳代謝が低下
  • 全身倦怠感、四肢の冷感
  • 下痢、腹痛を伴うことも
  • めまい、心悸亢進

■使用目標

新陳代謝が低下して体力が落ち、全身倦怠感、四肢の冷感、下痢、腹痛などをきたし、さらに、めまい、心悸亢進などの症状を伴うもの。

 

38番

当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)

【妊婦の使用について】滑り作用(催流作用)があるため、妊娠中は使用できません。

当帰四逆加呉茱萸生姜湯の効能・効果

■手足の先が冷えるタイプ

  • 10~20代女性に多い
  • 手足の先まで血液が循環しない
  • しもやけができやすい
  • 冬場に症状が悪化

■使用目標

冷え症で、寒冷により四肢末端の痛みや冷感・凍瘡、下腹部痛や腰痛、下痢などのあるもの。

 

25番

桂枝茯苓(けいしぶくりょうがん)

桂枝茯苓丸の効能・効果

■上半身はのぼせ、下半身が冷えるタイプ

  • 顔のほてりで冷えに気づきにくい
  • 頭痛、肩こりを伴う
  • 月経異常がある
  • 血行不良による冷え

■使用目標

頭痛、肩こり、めまい、のぼせ、足の冷えなどの諸症状に使用。種々の月経異常を訴えることが多い。

 

24番

加味逍遙(かみしょうようさん)

加味逍遙散の効能・効果

■ストレスで自律神経に影響が出るタイプ

  • 血流が悪くなり冷えを感じる
  • 精神的なストレスが多い
  • 不眠、不安を伴う
  • 月経異常や更年期症状

■使用目標

疲労しやすく、肩こり、頭痛、めまい、不眠、不安など精神神経症状を訴えるもの。月経異常や更年期障害によるものが多い。


5. 不妊治療のサポート

西洋医学の不妊治療と併用することで、妊娠しやすい体づくりをサポートします。

 

23番

当帰芍薬(とうきしゃくやくさん)

■不妊治療で最も使用される漢方

  • 子宮・卵巣の血流改善
  • 貧血の改善
  • 体を温める効果
  • 着床環境を整える

 

106番

温経湯(うんけいとう)

【妊婦の使用について】含有成分に子宮収縮作用があるため、妊娠中は使用できません。

■こんな方に

  • 冷えが強い方
  • 月経不順がある方
  • 手足のほてりと冷えが混在
  • 皮膚の乾燥がある方
41番

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

■こんな方に

  • 体力・気力の低下
  • 疲れやすい
  • 免疫力の向上
  • 胃腸が弱い方

WELL LADIES CLINICの漢方治療

1. 西洋医学と東洋医学の融合

当クリニックでは、西洋医学の検査と東洋医学の診察を組み合わせることで、より正確な診断と効果的な治療を行います。

  • ホルモン値を確認しながら漢方を処方
  • 超音波検査と漢方治療の併用
  • 必要に応じて西洋薬との併用
  • 科学的根拠に基づいた処方選択

2. 鍼灸治療との併用が可能

当クリニックには鍼灸・マッサージ施設が併設されているため、漢方薬と鍼灸治療を組み合わせた、より効果的な治療が可能です。

漢方薬 × 鍼灸治療の相乗効果

  • 漢方で体の内側から改善
  • 鍼灸で経絡(けいらく)を整える
  • より早い効果の実感
  • 慢性的な症状の根本改善
  • リラクゼーション効果

鍼灸治療が特に効果的な症状:

  • 冷え性
  • 生理痛
  • 肩こり・腰痛
  • 自律神経の乱れ
  • ストレス性の症状

3. 継続しやすい環境

漢方治療は、継続することで効果を発揮します。

  • 保険適用で経済的な負担を軽減
  • 効果を実感しながら治療継続
  • 疑問や不安をすぐに相談できる
  • 処方の調整が柔軟に可能

漢方薬を飲むときの注意点

1. 飲み方のポイント

基本の飲み方

  • 食前または食間(食事の2~3時間後)が基本
  • 白湯または水で飲むのが理想的
  • お湯に溶かして飲むとより効果的(顆粒タイプの場合)

飲み忘れた場合

  • 気づいた時点で飲んでください
  • 次の服用時間が近い場合は1回分は飛ばしてください
  • 2回分を一度に飲まないでください

2. 効果が現れるまでの期間

症状による目安

  • 急性症状(風邪、胃腸炎など):数日~1週間
  • 慢性症状(冷え性、月経不順など):2週間~1ヶ月
  • 体質改善(更年期障害、不妊治療):2~3ヶ月

※個人差がありますので、効果を感じなくても最低2週間は継続してください。

3. こんな時は相談してください

  • 2週間以上飲んでも効果を感じない
  • 胃の不快感が続く
  • 発疹などのアレルギー症状が出た
  • 他の薬を新たに処方された
  • 妊娠の可能性がある

よくあるご質問

Q1. 漢方薬は苦くて飲みにくいイメージがあります

A. 当クリニックで処方する漢方薬は顆粒タイプで、比較的飲みやすくなっています。

どうしても飲みにくい場合は、オブラートに包んだり、少量のお湯に溶かしてすぐ飲み、その後水を飲む方法もあります。ご相談ください。

Q2. 西洋薬と一緒に飲んでも大丈夫ですか?

A. はい、多くの場合併用可能です。

当クリニックでは、必要に応じて西洋薬と漢方薬を組み合わせて処方します。ただし、飲み合わせに注意が必要な薬もありますので、現在服用中の薬は必ずお伝えください。

Q3. 妊娠中や授乳中でも飲めますか?

A. 漢方薬の種類によります。

以下の成分が含まれている漢方は妊娠中は使用できない場合があります:

  • 大黄:子宮収縮作用、便秘改善作用があり、乳児の下痢を起こす可能性があります
  • 牡丹皮:子宮収縮作用があります
  • 桃仁:子宮収縮作用があり、滑り作用(催流作用)があります
  • 附子:トリカフト毒性があり、子宮収縮作用があります
  • 芒硝:下剤作用、電解質の乱れがあります
  • 紅花:子宮収縮作用があり、出血作用があります

当クリニックでは、妊娠の時期や授乳の状況を考慮して、安全な漢方を選択します。

※重要な注意:複数の漢方を服用されている場合、含有成分が増加するため、妊娠や授乳中の安全性が変わる可能性があります。クリニックで現在使用している漢方の情報をお知らせください。

Q4. 副作用はありますか?

A. 漢方薬も薬ですので、体質に合わない場合は副作用が出ることがあります。

主な副作用は、胃の不快感、食欲不振、発疹などです。異変を感じたらすぐにご連絡ください。当クリニックでは診察を行い、副作用のチェックをしています。

Q5. どのくらいの期間飲み続ける必要がありますか?

A. 症状や目的によって異なります。

急性症状なら数日~1週間、慢性症状なら2週間~数ヶ月が目安です。診察で効果を確認しながら、継続期間を決定します。

Q6. 保険は効きますか?

A. はい、医療用漢方薬は保険適用となります。

3割負担の場合、1ヶ月分で500円~1,500円程度です。市販薬と比べて経済的に継続できます。

Q7. 鍼灸治療と漢方薬、どちらが効果的ですか?

A. 症状や体質によって異なりますが、併用が最も効果的です。

漢方薬は体の内側から、鍼灸は経絡を整えることで、相乗効果が期待できます。当クリニックでは両方の治療を組み合わせることが可能です。


ご予約・お問い合わせ

漢方治療をご希望の方へ

当クリニックでは、初診の方にも丁寧にご説明いたします。症状についてお聞きし、最適な漢方をご提案いたします。

初診時にお持ちいただくもの

  • 保険証
  • 現在服用中のお薬がある場合は、お薬手帳または薬の説明書
  • 基礎体温表(つけている方)
  • 過去の検査結果(お持ちの方)

Web予約

お電話でのご予約

TEL: 03-6914-1733

診療時間:
火・水・木:9:30~12:00 / 14:00~17:00
金:9:30~13:00 / 14:00~18:00
土:17:30~19:00

休診日:日曜・月曜・祝日
完全予約制(受付終了は診療時間30分前)

ご予約時のお願い

  • 「漢方治療希望」とお伝えください
  • 症状を詳しくお聞きします


※本記事の漢方薬に関する画像・情報は株式会社ツムラ様よりご提供いただきました。

まとめ:あなたに合った漢方治療を

クリニックで処方する漢方薬は、市販薬と比べて以下のメリットがあります

  • 十分な生薬量で効果を実感しやすい
  • 保険適用で経済的
  • 定期的なフォローで安心
  • 鍼灸治療との併用で相乗効果

漢方治療にご興味がある方、お悩みの症状がある方は、お気軽にご相談ください。


免責事項

本記事の情報について

本記事に掲載されている情報は、一般的な情報提供を目的としており、医学的アドバイスや診断ではありません。漢方薬の効果には個人差があり、症状の改善には個人的な体質や状態が大きく影響します。

医師への相談について

  • 症状がある場合は、本記事の情報のみに依存せず、必ず医師の診察を受けてください
  • 現在、他の薬を服用中の方は、漢方薬との相互作用の可能性があるため、必ず医師にお伝えください
  • 妊娠中、授乳中、または妊娠の可能性がある方は、漢方薬の使用前に必ず医師に相談してください
  • 本記事に記載されている漢方薬の効能は、一般的な使用目標であり、すべての方に同じ効果を保証するものではありません

重要なお知らせ

当クリニックでは、患者様の健康と安全を最優先としています。不明な点やご不安な点がある場合は、遠慮なくお問い合わせください。本記事の内容については、医師の指示に従うことをお勧めします。

 

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