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「聴く」鍼灸②

「聴く」鍼灸②|WELL Ladies Clinic(ウェルレディースクリニック)|大塚駅の産科・婦人科・漢方内科

 

 

「聴く」ことから始まる当クリニックの鍼灸 ②

池田が教える、毎日のセルフケアと養生のすすめ


鍼灸治療は、クリニックで受けるだけでは終わりません。池田が大切にしているのは、「治療室の外での過ごし方」も含めて、患者さんと一緒に考えること。

「鍼灸の効果を引き出すのは、日々の積み重ねなんです」と池田は言います。

今回は、池田が患者さんによく伝えているセルフケアと養生のヒントをご紹介します。


まず、「養生」ってなんだろう?

東洋医学には「治未病(ちみびょう)」という言葉があります。「病気になってから治す」のではなく、「病気になる前に整える」という考え方です。

養生とは、特別なことではありません。食事・睡眠・体の動かし方・ストレスとの付き合い方——日常のちょっとした意識の積み重ねが、体質を変えていきます。

「完璧にやろうとしなくていい。まず一つ、できることから始めましょう、といつも伝えています」(池田)


池田がすすめる、3つのセルフケア習慣

① 体を冷やさない工夫を

冷えは、東洋医学において多くの不調の根本にあると考えます。月経痛、PMS、更年期症状、疲労感——これらの多くに「冷え」が関係しています。

  • 夏でも冷たい飲み物を避け、白湯や温かいお茶を習慣に
  • 腹巻や靴下など、お腹と足元を温める
  • シャワーだけで済まさず、できるだけ湯船につかる

「特に女性は、内臓の冷えに気づきにくいんです。手足が温かくても、お腹の中が冷えている方が多い。まずお腹を触ってみてください」(池田)

② 「ため込まない」体づくり

東洋医学では、気(エネルギー)・血(血液)・水(体液)の流れが滞ることで、不調が起きると考えます。流れを意識した日常のケアを。

  • デスクワークの合間に、肩や首を大きくゆっくり回す
  • 深呼吸を意識する(特にストレスを感じたとき)
  • ウォーキングや軽いストレッチを無理のない範囲で続ける

「鍼灸で流れをつくっても、同じ生活を続けると元に戻りやすい。体を動かすことで、その流れを維持するイメージです」(池田)

③ 睡眠を「整える」意識を

東洋医学では、夜は体が修復・回復する時間と考えます。良質な睡眠は、最大のセルフケアです。

  • 寝る1時間前からスマホを遠ざける
  • 就寝時間をできるだけ一定に
  • 眠れないときは、ゆっくりとした腹式呼吸を試してみる

「月経前に眠れない、更年期で夜中に目が覚める——そういった訴えをよく聞きます。睡眠の質が上がると、他の症状が落ち着いてくることも多いんです」(池田)


自分でできる!女性のためのツボ押しガイド

ツボ押しは、鍼灸師でなくても毎日のセルフケアに取り入れられる東洋医学の知恵です。池田がとくに女性患者さんによく紹介するツボを3つご紹介します。

押し方の基本
指の腹を使って、「痛気持ちいい」くらいの強さで、ゆっくり3〜5秒押してはなす。これを3〜5回繰り返します。力まかせに押すより、じっくり圧をかけるイメージで。

ツボ① 三陰交(さんいんこう)

場所:内くるぶしの頂点から指4本分上、すねの骨の少し後ろ

女性のツボといえばまずここ。月経痛、PMS、冷え、むくみ、更年期症状など、女性特有の幅広い悩みに対応する万能ツボです。

「三陰交は、女性なら絶対に知っておいてほしいツボです。生理前や生理中に押すだけでも、楽になる方が多いですよ」(池田)

ツボ② 合谷(ごうこく)

場所:手の甲、親指と人差し指の骨が交わる少し手前のくぼみ

頭痛、肩こり、ストレス、歯の痛みなど、幅広く効く「万能のツボ」として有名です。PMSによる頭痛やイライラにも。

「仕事中や移動中でも、すぐ押せるのがいい。ストレスを感じたらまずここを押してみてください」(池田)

妊娠中の方は子宮収縮を促す可能性があるため、合谷の使用はお控えください。

ツボ③ 湧泉(ゆうせん)

場所:足の裏、足指を曲げたときにできるくぼみの中央(足裏の前から約1/3のあたり)

全身の疲労回復、冷えの改善、不眠に効果的なツボ。お風呂上がりに押すのが特におすすめです。

「足の裏は、全身の縮図とも言われます。湧泉を温めたり押したりするだけで、全身がぽかぽかしてくる方も多い。冷えが気になる方にはとくにすすめています」(池田)


月経周期に合わせた養生法

女性の体は、月経周期によって4つのフェーズを繰り返しています。東洋医学では、この流れに沿って生活を整えることが、体質改善の近道と考えます。

月経期(生理中)/ 血を補い、温める時期

この時期は体から血が出ていくため、無理は禁物です。激しい運動や冷たいものは避け、できるだけ体を休ませましょう。

  • ゆっくりした入浴で腹部を温める
  • 鉄分を含む食材(ほうれん草・ひじき・レバー)を意識的に
  • 無理な予定を入れず、休養を優先

「生理中に無理して動く方が多いのですが、この時期こそ休んでほしい。血を消耗すると、次の周期にも影響が出てしまいます」(池田)

卵胞期(生理終わり〜排卵前)/ 気・血を養う時期

体が回復し、エネルギーが充実してくる時期です。新しいことを始めたり、少し積極的に体を動かしても良い時期。

  • ウォーキングや軽い運動を取り入れる
  • バランスの良い食事と十分な睡眠を
  • 鍼灸治療のメンテナンスにもおすすめの時期

排卵期 / 陽気が高まる時期

エネルギーが最も充実するピーク。体が活動的になりやすい一方、排卵痛や体温上昇を感じる方も。

  • 適度な活動と水分補給を意識して
  • 消化に良いものを食べる

黄体期(排卵後〜生理前)/ PMSが出やすい、気を巡らせる時期

ホルモンの影響でむくみ、イライラ、眠気、頭痛などが出やすい時期。気の流れが滞りがちです。

  • 深呼吸・ストレッチで気を巡らせる
  • 塩分・カフェイン・アルコールを控える
  • 三陰交・合谷のツボ押しを習慣に

「PMS症状がひどい方は、この時期の過ごし方を変えるだけでだいぶ楽になることがあります。まずは自分の周期を知ることから始めてみてください」(池田)


季節ごとの養生ポイント

東洋医学では、季節の変化も体に大きな影響を与えると考えます。季節の変わり目に先回りして意識するだけで、体調の波がずいぶんと変わります。

春(3〜5月)
気が動き出す季節。情緒が不安定になりやすいため、無理せず体を慣らしていく。軽いストレッチや散歩がおすすめ。
夏(6〜8月)
発汗が増え、気力を消耗しやすい。冷房による冷えに要注意。水分補給と冷えケアを両立して。
秋(9〜11月)
乾燥の季節。肺や皮膚が影響を受けやすく、咳や肌荒れが出やすい。梨、蜂蜜、ゴマなど潤いを補う食材を。
冬(12〜2月)
腎のエネルギーを蓄える季節。無理をせず早寝を心がけ、温かい食事と運動で冷えから体を守って。

「季節の変わり目に体調を崩す方は多いです。季節の変化に先回りして、養生を意識するだけで随分違いますよ」(池田)


池田からひとこと

「患者さんに『先生、鍼すごく効きました』と言っていただけるのはうれしいことです。でも私が本当に目指しているのは、治療に通わなくてもよい体づくりをサポートすること。鍼灸は、そのためのきっかけでいいと思っています」

自分の体に目を向けるきっかけとして——まずは一つ、今日からできることを始めてみませんか。

気になることや、自分に合ったセルフケアを知りたい方は、ぜひ池田にご相談ください。


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免責事項

本記事は、当クリニックの鍼灸治療と池田の専門性に関する情報を提供することを目的としています。医学的アドバイスや診断ではございません。症状がある場合は、必ず医師の診察を受けてください。

鍼灸治療の効果には個人差があり、すべての患者に同じ効果を保証するものではありません。不明な点やご不安な点がある場合は、遠慮なくお問い合わせください。

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